2024年夏に行われるパリ五輪の卓球男子代表に内定した篠塚大登(しのづかひろと)選手。
熾烈な代表争いが注目を浴びていましたね!
今回パリ五輪代表選手となった篠塚大登選手とはどんな選手なのでしょうか?
篠塚大登選手の出身中学高校は?
篠塚大登選手はどんなきっかけで卓球を始めたの?
篠塚大登選手の過去の成績は?
などの疑問についてお伝えします!
ぜひ最後までまでお付き合いください。
篠塚大登選手の出身中学高校は?
篠崎大登選手の出身中学校は愛知工業大学付属中学校です。
付属中学校はすでに閉校しており、現在は愛知工業大学明電中学校として名古屋市千種区に校舎を構えています。
中学校に進学後は、同年代に谷垣佑真や濵田一輝、ひとつ上の年代には横谷晟や曽根翔などかなりの実力者が多数おり、なかなか活躍する機会がなかった篠塚大登でしたが、2017年の全日本選手権カデットの部で優勝、その後2018年の全中では男子団体のレギュラーメンバーとして優勝に貢献しました。
篠塚大登選手の出身高校は愛知工業大学明電高等学校です。
高校はそのまま、愛工大名電高校に進学しました。
中学同様、同級生には谷垣佑真や濵田一輝、ひとつ上の年代には横谷晟や曽根翔など錚々たるメンバーの中、1年生からレギュラーの座を獲得し2019年インターハイ男子シングルスでは準優勝、男子団体の優勝にも貢献しました。
高校在学中の2020年にT.T彩たまに入団すると、いきなり主力選手として抜擢されました。
篠塚大登選手が卓球を始めたきっかけは父親?
篠塚大登選手が卓球を始めたきっかけは、篠塚選手が5歳の時に高校教師の父がたまたま卓球部の顧問となったことで卓球に興味を持ち、自宅近くの卓球クラブで卓球を始めたことだそうです。
お父さんが卓球部の顧問にならなければ卓球と出会っていなかったかもしれず、本当にどんなことがきっかけになるかわかりませんね!
その後地元の卓球クラブで才能を見込まれ、小学1年生の時に名門の卓伸クラブへ入りました。
卓伸クラブでますます才能が開花した篠塚大登選手は全日本ホカバなどに出場、全国上位レベルで活躍する選手へと成長していきました。
しかし、篠塚大登選手の前に立ちはだかったのが、同じ年である張本智和選手でした。
全日本ホカバでは2011年バンビの部の準々決勝、2013年のカブの部決勝、2015年のホープスの部準決勝と、いずれも張本選手に敗れ、行く手を阻まれるという経験をしました。
ちなみに、ホカバというのは小学の各年代別の頭文字を取った大会で、「ホ」はホープスで小学5,6年生の部、「カ」はカブで小学3,4年生の部、「バ」はバンビで小学1,2年生の部、となります。
篠塚大登選手は、バンビでもカブでもホープスでも張本選手に敗れ悔しい思いをしていたのですね!
そんな永遠のライバル張本選手と、チームメイトとしてパリ五輪にいくのですから感慨深いものがありますね!
篠塚大登選手の過去の成績は?
2017年
- 全日本卓球選手権大会カデットの部 14才以下男子シングルス 優勝、男子ダブルス優勝(濱田一輝ペア)
- 全国中学校卓球大会男子シングルス ベスト16、男子団体 優勝
2018年
- ジュニアサーキット カデット男子シングルス 優勝
2019年
- 第88回全国高等学校総合体育大会(インターハイ)男子団体 優勝、男子シングルス 準優勝
- 世界ジュニア卓球選手権 男子団体 3位
- ITTFジュニアサーキットプレミア・ベルギーオープン ジュニア男子ダブルス(横谷晟ペア)優勝
2020年
- 大阪国際招待卓球選手権大会(大阪オープン)男子シングルス 準優勝
2021年
- 全日本卓球選手権大会 ジュニア男子シングルス 3位
- 第90回インターハイ 男子ダブルス 優勝(谷垣佑真ペア)、男子団体 優勝、男子シングルス ベスト4
- 世界ユース卓球選手権 U-19混合ダブルス 優勝(木原美悠ペア)、U-19男子団体 3位
2022年
- 2022年 LION CUP TOP32(第1回パリオリンピック選考会(Road to Paris))6位[6]
- WTTフィーダーフリーモント大会 男子シングルス 優勝、男子ダブルス(田中佑汰ペア) 準優勝
- WTTフィーダーウェストチェスター大会 男子ダブルス(田中佑汰ペア) 準優勝
- WTTコンテンダーザグレブ大会 男子ダブルス(及川瑞基ペア) 3位
- 2022年 第91回全日本大学総合卓球選手権大会 団体の部(インカレ)愛知工業大学 準優勝(篠塚本人は男子シングルス、男子ダブルス全ての試合に出場し、全勝した)
- WTTフィーダーブダペスト大会(ヨーロピアンサマーシリーズ2022)男子シングルス 3位
- 2022年 全農 CUP TOP32 福岡大会(第2回パリオリンピック選考会) 3位
- WTTコンテンダーアルマトイ大会 男子シングルス 3位
- 2022年 第77回国民体育大会 団体戦 愛知県 優勝(田中佑汰、谷垣佑真チーム)(愛知県の優勝は6年振り3度目)
- 2022年 全日本卓球選手権大会(団体の部) 愛知工業大学 優勝(横谷晟、谷垣佑真、田原彰悟チーム) (愛知工業大学は初の優勝)
- WTTコンテンダーノヴァ・ゴリツァ大会 男子シングルス 優勝、男子ダブルス(戸上隼輔ペア) 優勝(2冠)
- 2022年 全農 CUP TOP32 船橋大会(第3回パリオリンピック選考会) 3位
2023年
篠塚大登 – Wikipedia
- 2023年世界卓球選手権ダーバン大会(個人戦)アジア大陸予選会 男子シングルス、男子ダブルス(張本智和ペア)、混合ダブルス(木原美悠ペア)3種目全て出場枠獲得
- 全日本卓球選手権大会 一般の部 男子シングルス 3位、混合ダブルス(木原美悠ペア) 7位
- 第92回全日本大学総合卓球選手権大会 団体の部(インカレ)愛知工業大学 優勝(横谷晟、谷垣佑真、鈴木颯チーム)
- 2023 全農CUP 東京大会(第5回パリオリンピック選考会) 4位
- 第26回ITTF-アジア卓球選手権大会 男子団体 5位、男子ダブルス(田中佑汰ペア) ベスト8、男子シングルス ベスト16
- 第52回後藤杯卓球選手権大会(名古屋オープン) 男子シングルス 優勝、男子ダブルス(鈴木颯ペア)準優勝
- WTT フィーダー デュッセルドルフ III 2023 男子シングルス 3位
- WTT スターコンテンダー ドーハ 2024 男子ダブルス(張本智和ペア) 3位
- 全日本卓球選手権大会 一般の部 男子シングルス 4位、男子ダブルス (鈴木颯ペア)ベスト8、混合ダブルス(木原美悠ペア) 優勝
ジュニア時代から国際大会に参加していた篠塚大登選手でしたが、なかなか大きな結果は残せていませんでした。
しかし、篠塚大登選手は2021年にアジア選手権に日本代表として出場、男子シングルスベスト8、男子団体銅メダルに輝くと、同年の世界ユース選手権でも混合ダブルス優勝、男子団体3位と結果を残しています。
また、2022年には5月のWTTフィーダーフリーモントで男子シングルス優勝を飾り、自身初のシニアでの国際大会優勝を達成し、11月のWTTコンテンダーノヴァゴリツァでは、東京五輪で張本智和選手を下したスロベニアのダルコ・ヨルジッチ選手を決勝で破り、2度目のWTT優勝を達成しました!
これにより2022年シーズン終了時には世界ランキング29位と、張本智和選手、宇田幸矢選手に次ぐ日本3位まで順位を押し上げました。
2023年の世界選手権でも最高成績である3位入賞を果たすなど活躍の場を広げ、2024年1月には日本卓球協会より「世界選手権釜山大会」男子日本代表選手に選出されたことが発表されました。
この世界選手権釜山大会は、2024年2月16日から開催され、日本では張本・戸上・篠塚・田中・松島の5人が団体メンバーに選ばれています。
また、篠塚大登選手は、2024年2月13日発表の最新世界ランキングでは74位となっています。
篠塚大登選手プロフィール
名前 篠塚大登 しのづかひろと
生年月日 2003年12月23日
年 齢 20歳 2024年2月現在
出身地 愛知県東海市
血液型 B型
身 長 165cm
グリップ シェークハンド
戦 型 左シェーク攻撃型
所 属 木下マイスター東京 (2022年~)
趣 味 youtube鑑賞
篠塚大登選手は現在、愛知工業大学在学中です。
まとめ
今回は、パリ五輪日本代表の卓球篠塚大登選についてお伝えしました。
篠塚大登選手の出身中学高校は愛知工業大学明電中学校・高等学校でした。
卓球を始めたきっかけは、高校教師である父親が卓球部の顧問になったことでした。
その他、篠塚大登選手の過去の成績やプロフィールをお届けしました。
篠塚大登選手は、小学生の頃から頭角を現し、日本の卓球を張本選手と共に引っ張ってきた存在であることがわかりましたね!
パリ五輪の前に、まずは今週末(2024年2月16日)からの世界選手権の団体戦での活躍を全力で応援しています!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。